誉田屋源兵衛 芭蕉段織 一重半幅帯（黄色）

アバカはバショウ科で野生のバナナの仲間です。
仮茎から抽出する繊維は独特な光沢と張りがあり、汗をかいても肌につかず、涼しく高温多湿の気候にあった優れた性質は沖縄で織られている芭蕉布とも共通しています。
締めると張りがあるのが特徴の芭蕉の繊維から作られていて、手括りした芭蕉糸でざっくり織り上げています。
芭蕉本来の素朴な風合いを残し自然な生成り色はおしゃれ上級者の垂涎の的になっています。
夏の着物や浴衣にも合わせやすいデザインは流石の誉田屋源兵衛ブランドです。

一重半幅帯で繊維が堅くしっかりと結べます。

制作：誉田屋源兵衛（こんだやげんべえ）
1738年元文年間、初代矢代庄五郎により南矢代誉田屋を創業以来280年以上長きにわたり西陣工芸帯地製造卸を生業とし、現在10代目誉田屋源兵衛が当主を努めています。